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Akane Kataoka

Business Administration

テクノロジーを受け入れ試行錯誤を繰り返す。
PROFILE
Finance
Akane Kataoka

2000年に小規模IT企業のネットワークコンサルタントとして入社。2001年に医薬品の研究開発企業のコーポレートファンクション(経理、労務、総務、法務など)に従事し始めた事をきっかけに、多様な企業における管理会計と投資育成支援などの分野で活躍。2014年にHENNGEのFinance Sectionに入社し、現在は財務と経営セクションでHENNGEをサポートしている。

HENNGEでの業務について教えてください。

Business Administration Division(管理部)で、経理財務を担当しています。
経理財務は、大まかにいうと、会社の「お金」に関わる問題に対処するポジションです。正確に会社の実態を把握して、社内外の関係者に迅速に報告し、それを会社の未来に繋げる。それを「お金」の側面で見ています。

具体的には、
正確に会社の実態を把握するためには、社内から集まる情報(主に数字)が正しくなければなりませんので、内部統制もみます。社内外の関係者にその実態を報告するにあたっては、月次・年次決算、税務申告、連結決算といった、決められたルールに基づいて正確に処理します。また、年次での監査法人監査や、不定期の税務調査などの対応も行います。

実績は過去です。
これを会社の未来に繋げるために、予算を作って実績と差異分析をすることで、通ってきた道筋を確認します。同時に、一歩先を見通すため、先行指標となる各部門のKPIを確認し、将来どういう道筋を通っていきそうかという予測を作り、可能な限りの事前準備を試みます。

それだけでなく、HENNGEは新しいことに挑戦する会社ですので、 明確なルールがまだ世の中に確立していない領域に進むことも多くあります。例えば、クラウドの販売やサブスクリプション型ビジネスモデルを行う上での、各種KPIの設定、経営数値の見方、会計起票の方法、統制の取り方等は、 同じような形態の海外企業を参考にしたり、HENNGEとしての方向を確認しつつ外部専門家にご意見を頂いたりしながら、どうあるべきかを日々模索しています。

あなたの職種がHENNGEで働く魅力はなんですか?

管理部系の職種では、会社の規模や事業を取り巻く環境の変化によって、必要となるスキルが変わります。HENNGEは、おかげさまで事業の規模の拡大が早く、会社のステージが大きく変わりかけています。
また、HENNGEは新しいことに挑戦していくことを好みます。いつの間にか公用語が英語になりました。海外子会社ができました。社員の多国籍化が止まりません。

そういった環境の中で、既存の知識、過去のフローや法則の上に胡座をかいていられない部分が多くあります。特に経理財務という職種上、過去から積み上げられた法則やフローを守ることも大切ですが、既存の知識を活用しつつも本質がどこにあるかを理解した上で、HENNGEが成し得たいことを外部専門家に適切に説明し、今の状況下での正しさは何か、どういう方針で対処すべきなのかを明確にして、実現していかなければなりません。

HENNGEは創立から20年以上経っています。20年以上の積み上げをもって「今」があります。「過去」を尊重しながら「将来」の波に向けて急いで準備しているのが「今」のHENNGEの経理財務の状況です。そのために、日々悩み、勉強し、失敗しながらも将来に向けて改善し続けようともがいています。

このような状況におかれて、自分の成長が会社の成長に貢献できることに生きがいを感じ、俄然やる気が出る方には、ほんとぴったりですし、毎日が楽しいと思います。
正直なところ、HENNGEが新しいことに挑戦していくことをやめない限り、この「今」はずっと続くからです。

HENNGEはどんな文化の会社ですか?

許されている領域が大きいからこそ、個々に求められるものも多い会社だと思います。
母国語や家庭環境が多種多様な人たちが働ける環境があります。だからこそ、公用語は英語で、多種多様な人がいるため「常識」という言葉で済ませることができません。きちんと言語化したり、ロジカルに説明したりする必要があります。

職場環境が完全にフリーアドレスで働く時間帯も調整が効きやすいが故に、個々が今どこで何をしているのかを把握しづらくなります。関係者との連絡は可能な限りオープン、且つ、個々が自らの職務に誠実でなければなりません。そして社内コミュニケーションツールを通して文字での報告を適時行うことが重要となります。机を横にして業務に当たる環境よりも、コミュニケーション能力が求められます。

残業を好みません。その代わり、そのための効率化対策の実行やスケジュール管理と結果が重視されます。

各部署、各担当者が、それぞれ成長し続けるための模索をしています。そういった挑戦を受け入れる文化です。

そのため、周りは、挑戦を受け入れ、協力します。
そして当事者は、挑戦して失敗した後は、その失敗を次に活かすために何が必要なのかを論理的に考え、再挑戦することが求められます。

今後の夢・野望・希望について教えてください。

仕事としては、今の私のお仕事は可能な限りITで実現させて、次の業務に進みたいです。

個人としては、世の中には面白いものや楽しいことがたくさんあるので、体力が続く限り、いろんなものに触れ、感性を揺さぶって磨いて、いつまでもワクワクドキドキしていたいです。

どんな人と働きたいですか?

個人的には、正直なところ、どんな方とお仕事をご一緒しても楽しいです。

同じチームを構成するならば、(1)HENNGEを、周りを、ひいては世の中を、良い方向に進めようという考えを根底にもって業務を遂行できる方、(2)議論し、お互いに切磋琢磨しながら具体的アクションの取れる方、だと心強いです。
あとは当然ですが、(3)嘘をつかない誠実な方、(4)問題が起きた時に周りに対して隠さない方、です。

あなたにとっての「テクノロジーの解放」とは?

素晴らしいテクノロジーは、得てして概念をも変えます。概念を変え、時代をも変えるテクノロジーは、生まれた瞬間はまだ荒々しく、そのテクノロジーの恩恵を享受するためには、受け入れる側に、それ相当のスキルと受け入れる度量、そして試行錯誤が必要なことが多いです。

そのようなテクノロジーは、それに興味を持った人たちの試行錯誤の果てに一般化されます。ですが一般化されてもビジネスではまだ活用できない、そんなステージに存在するテクノロジーも多くあります。HENNGEは、自分たちがまずそのテクノロジーを受け入れ試行錯誤を繰り返すことで、お客様となる企業様に導入していただき、新しい価値の提供を行うことを目指し、実現する。

これがHENNGEのうたう「テクノロジーの解放」だと認識しています。

私自身、業務を遂行する上でフローを効率化するためにITの活用を考えることが多いのですが、その際によくある『見つけたそのテクノロジーが良いことは認識しているが、どうしたら、関係者全員が、そのテクノロジーの恩恵をうまく受けることができるのだろうか?』という悩みにぶつかります。
ここを模索し、挑戦を重ねて試行錯誤して、解を見いだすことが、私にとっての「テクノロジーの解放」なのではないかと思っています。なかなか本当に難しいのですが。

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